
初任運転者に対する指導
弊社では入社した運転者に対して下記の内容にて研修を実施し、安全運行及びお客様に快適にご乗車頂けるために必要な知識・運転技術を教育します。
教育担当者:運行管理責任者・人事責任者・指導教官(トレーナー)
教育使用車種:大型貸切バス 小型貸切マイクロバス
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1. 座学研修
国土交通省「自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う一般的な指導及び監督の実施マニュアル」に基づき、座学による教育を実施します。(2日間14時間)
- バスを運転する心構え及びバスの構造上の特性
- バスの運行安全、乗客の安全を確保する為に留意すべき事項
- 危険の予測及び回避
- 安全性の向上を図る為の装置の適切な運転方法(運転補助装置)
- ドライブレコーダーの記録を利用した運転特性の把握(KYTトレーニング)
- 事業自動車の構造上の特性と日常点検の方法について
- 「企業理念」「乗務員服務規律」等、社内ルールについて
- 「接遇ホスピタリティー」に基づき、お客様への応対について
- 車両装置の操作方法
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2. 実技教習
過去の経歴から教習する車両を決定し、空車による「運転操作」「運転技術」「安全確認」の指導を実施します。特に駐車時の後退動作の指導を強化してます。
法令で20時間以上の指導が定められておりますが、弊社では運行管理者および指導教官による社内基準をクリアするまで指導を実施いたします。(1〜2ヶ月)
その後、適性診断(初任者診断)の診断結果についての指導を実施し指導教官側乗の上、実際にお客様を乗せた実車教習を実施いたします。
実車教習では、ホスピタリティーを重視した接遇マナーの向上を目的としてます。
- 基本動作を意識した走行の実施
- ①本社→中央環状線→宇野辺→千里丘(踏切通過)→中央環状線→摂津市役所→本社
- ②本社→大桐2→内環状線→深江橋→中央大通→中央環状線→一津屋→本社
- ③本社→府道16→柴島→梅香→国道43→安治川→ユニバーサルシティ→野田阪神→国道2→南森町→長柄橋→大桐2→江口橋→本社
- 狭路走行及び踏切・後退の実施
- ①本社→府道147→府道142→千里丘→中央環状線→府道142→香露園→千里丘→府道142→府道147→本社
- 山道走行の実施
- ①本社→府道147→府道142→千里丘→中央環状線→府道46茨木亀岡→茨木市立忍頂寺小学校→府道43豊中亀岡→府道110余野茨木→山手台消防署→府道46茨木亀岡→阪急茨木→中央環状線→本社
- ②本社→一津屋→中央環状線→府道15八尾茨木→府道46茨木亀岡→山手台消防署→府道114忍頂寺福井→府道1万博外周→府道43豊中亀岡→府道109余野車作→銭原バス停→逆順で本社